遊びと仕事のグラデーション by Yu Endo

電子楽器づくりと時々キャンピングカー。遊びと仕事の間に生きる遠藤祐のブログ

キャンピングカーの冷房・暖房事情2014

July 17, 2014
キャンピングカーの冷房・暖房事情2014

 

7/6(sun)に東京ビッグサイトで開催された「キャンピングカーショー」に行ってきました。

今回は、キャンピングカーの空調、特に夏場のクーラーに関して新しい流れがあったので紹介します。

 

っとその前に、少し、現状の空調事情について説明します。

 

車の主な利用目的は移動であり、人が乗車中はエンジンがかかっているのが通常の状態だと思います。

エンジンが回っていれば発電機が電気を作り、その電気を利用してクーラーやヒーターが動作し、室内を快適な温度に調整できます。

 

キャンピングカーも走っているときは、普通の車と変わりありません。
しかし、キャンピングカーは停車中も(エンジン停止中も)、車内(室内)が快適であることが望まれます。

冬はヒーター、夏はクーラーを使いたいんです。

冬に関しては、通常キャンピングカーにはFFヒーターというガソリンやガスなどの燃料を使うヒーターが搭載されています。

FFヒーターがあれば燃料が許す限り、車内を暖かく保てます。

 

問題は夏です。

 

従来、夏場の停泊を快適にするには、クーラー不要な涼しい場所、つまり、標高の高い高原などで停泊するのが一般的なようでした。

しかし最近は、「行きたいところで快適な温度で停泊したい」というニーズに応えようと、家庭用のエアコンを搭載しているキャンピングカーが増えてきています。

ただ、家庭用エアコンなので、AC100Vの電源(いわゆる家庭用の交流電源)が必要になります。

 

キャンプ場には、AC100Vの電源を取ることのできるサイトが用意されていることもあります。

そういった電源付のサイトを狙えばエアコンが使えます。ただ、場所は限定されます。

 

また、燃料を必要としますが、AC100Vの発電機を搭載しているキャンピングカーもあります。
発電機で発電していれば、その間エアコンを使用できます。

ただ、屋台のたこ焼き屋の横に置いてあるような発電機なので、うるさく利用できる場所がかなり限られます。

そのため、例えばマックレー社のデイブレイクというキャンピングカーでは、発電機を防音BOXで包み、騒音レベルを下げるような取り組みをしております。

家庭用エアコンを使いたいなら、防音型の発電機を載せているものが実使用上は良いと思っています。

ただ、そんなエアコン事情に新しい流れが出てきました。

 

 

IMG_8951

A to Z社のALAMO(アラモ)とALBION(アルビオン)です。どちらもベース車は「いすゞ」のトラックです。

このアラモとアルビオンには、「i-cool」という24Vで動作するエアコンが搭載されております。

24Vというのは、トラックのバッテリーと同じ電圧なので、発電機を動かさなくてもバッテリーだけで駆動します。

 

IMG_8952

↑最大25時間連続で動作するそうです。これは凄い!

バッテリーの容量を増やせば、その分駆動時間は増えるのだと思います。

また、発電機を作動させなくていいので、騒音は0。

本当にどこででも、快適な室内温度にすることができると思います。

現在、このi-coolはイスズのトラックをベースとしているキャンピングカーにしか搭載できないみたいです。

今後、こういった低い直流の電圧でコンプレッサーを動作させるエアコンが登場すれば、バッテリーや燃料電池だけでエアコンを駆動するのが主流になってくると思います。

 

おまけ

アラモの室内↓

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高級感がありますね。

こんなので、日本中を旅行したら楽しそうですね!

 

 

About The Author

株式会社ソニックウェアファウンダー / 代表取締役CEOYu Endo
SONICWARE inc. Founder & CEO / I love to make new sound devices.
三度の飯より楽器づくり

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