自宅前の道幅は割と狭いのですが、一方通行ではないため、左右から車やバイク、自転車、歩行者が通ります。
しかも、うちの駐車場の右手には大きなブロック塀があり、車を発進する際、右側の動きを見ることが出来ません。
運転席から右手を見ようとするとこんな感じです。
そこで以前はミラーをブロック塀とは反対側の御宅の塀に取り付けさせて頂いて、それを見ながら車を出していました。
そのお隣さんが新築工事の為、一時的にミラーを付けていた塀を取り壊すことになり、ミラーも取り外しました。
良い機会ですので、車にフロントカメラを取り付けて、発進する際に、車のノーズから右側を運転しながら見られるようにしようと思います。
DIY作戦
DIYでカメラを取りつけます。大枠の作戦は下記の通りです。
- フロントカメラは広角の防水小型カラーカメラを使う
- モニターはカーナビのVTR入力を使用していないので、それを使う
ネットで検索すると、小型、広角、防水でも安いカメラが色々あります。
フロントカメラ用にモニターを別途付けても良いのですが、駐車場から出す時にしか利用しないのでカーナビを使います。
なのでやることは、
・ナビにビデオ信号の入力端子増設
・電源の確保
・カメラ取り付け
・車内からボンネットへの配線
の4つです。
購入したもの
カメラ
リアビューカメラと書いてありますが、スイッチでミラーかノーマルかを切り替えられるのでフロントカメラとしても使用できます。
小型ですねー。広角170°となってますが、やってみないと分かりませんね。
カメラに付属するケーブル類。ビデオの延長ケーブルはかなり長く、リアからナビまで届くくらいの長さがあります。
amazonで売っています。「高画質CCD 広角170° 正像/鏡像切替可可能 防水カメラ」
VTRアダプター
写真の右側がVTRアダプターです。
これをナビに接続すると、ビデオ信号を入力することができます。
ちなみに、左側は走行中でもTVをみることができるキット。
私はTVを観ないので本来の用途ではないのですが、フロントカメラの映像がサイドブレーキを解除した状態で消えてしまうのを防ぎます。
これらは車種毎(というかナビ毎)に異なります。
作業開始!ナビ周辺の配線をいじくれるようにする
まず、ナビ裏の配線をいじりたいので、ナビを取り外します。
まずフロントカバーを外します。下側にコネクターが接続されているので切らない様に注意。
シフトレバーのノブは回転させて取っています。場所はN。
つぎに空調関連のパネルを取り外します。ここもコネクターで接続されています。
基本ドライバーとかも使用せず手でバシバシ抜いていくだけです。
だんだん裏側が見えてきました。
次にナビ下の小物入れを外します。すると後はネジ4本でナビが止まっているのでそれを外し、購入したビデオアダプタやTVキットを接続します。
シフトレバーの上から接続したVTRケーブルが出ています。
車内とボンネット内を配線
一番苦労したとこが、この配線です。
車内と外をつなげなくてはいけません。
ボンネット側から配管用のゴム栓みたいなところを少し切り、長めの棒を差し込みます。
すると、さっきのナビ裏ら辺に棒が出てくるので、紐を取りつけてボンネット側に引き戻しました。
引き戻した図。
1本紐が通ればしめたもの。3本の紐を結びつけ通します。
この3本にそれぞれ、ビデオ信号、電源+、電源-をくくりつけてそっと引き出します。
これで3本の配線が完了です。
電源の接続
シガーソケットのAAC電源を分岐して電源を取りました。
エーモンの配線コネクターを使うと簡単に配線を分岐できます。
下の写真のシフトレバーに巻きついているのは、またボンネットと線を繋げたくなった時用の引き込み線です。一本だけ残しておきます。
カメラの取り付け
カメラはナンバープレートの下に右に向けて取り付けました。
カメラ配線を上に引き上げ、エンジンの上を迂回して車内に引き込んでいます。
テスト&調整
接続が終わったので電源を入れてみます。
ぉおー、映った!
早速、駐車場に止めて調整しました。
よく見える!これで、安心して出し入れできるようになりました。
車の電装系をいじるのは楽しいです。ハマりそうですw
2014/7/23追記
上からの視点で道路を見るために、ネットワークカメラQwatchも試してみました。
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