遊びと仕事のグラデーション by Yu Endo

電子楽器づくりと時々キャンピングカー。遊びと仕事の間に生きる遠藤祐のブログ

電子楽器の電源は9Vと5Vどっちがいいか

July 9, 2017

電子楽器の動作電圧によってユーザー体験がどう変化するのか考えてみました。

ギター用のエフェクターは9Vものが多い。
これはアナログエフェクターしか無かった時代からの四角い9V電池(006P電池)が使われてきたからなんだと思う。

電池ひとつで9Vというそこそこ高い電圧出せると、ICの動作させるための電源を作りやすかったり、音の振動の表現できる幅を大きく確保できたりする。

現在のICは3.3V以下で動作するものも多く、単三x4本(6V程度~容量がなくなりかけると3.6V程度)から3.3Vを作り出して電子楽器を動かすなんてことも、もちろん出来る。

最近のエフェクターには単三電池2本だけで動作するものなんかもある。これは、小さい電圧をDCDCコンバータってパーツで昇圧して高い電圧を作ってると思う。

電池は単三がユーザーとしてはありがたいかな。
単四も軽くていいけど駆動時間や入手性(家に予備があるかどうかレベル)と重さを天秤にかけると(作るモノにもよるけど)単三が今回は良い。


単三x6本になってしまうと、4本セットで梱包されていることも多いので半端がでそうでちょっとヤダ。
重くなるし。だから電池は4本がいいと思う。

ACアダプタはミュージシャンの手持ちのパワーサプライのことを考えると9Vかなぁとも思うけど、だがしかし、最近のスマホ事情からモバイルバッテリー(5V)が小型で大容量のものが発売されている。


これは、利用したい。

10000mAhのモバイルバッテリーだと単純にアルカリ乾電池の10倍以上の容量なので、いざという時、モバイルバッテリーが使えると屋外で長時間の演奏が可能になる。うーん、ナイス。

モバイルバッテリーの恩恵を受けるためには9Vでなく5Vの外部電源で動作するように設計するのがいいと思う。

また、USB端子の形状をしたアダプタ(iPhoneとかiPadにも付属でついてくる)のもよく見かけるので、製品に同梱する付属アダプタの入手性も問題ないだろう。

ちなみに、ACアダプタは安全上大切な部品なので、UL(アメリカ基準の安全認証)を取得済みのものを調達する必要がある。(取得済みかどうかは証書で判断可能。ちなみに、UL取得していないアダプタを同梱してアメリカで販売はできない)

結論:電池は単三x4本、外部電源は5V、付属アダプタはiPadについてくるようなもの

おすすめの5Vアダプタメーカーあったら教えてください~

 

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株式会社ソニックウェアファウンダー / 代表取締役CEOYu Endo
SONICWARE inc. Founder & CEO / I love to make new sound devices.
三度の飯より楽器づくり

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