前回までにハードウェアの構成と心臓部のDSPの選定、DSP内部のソフトウェアの構成を
考えてみたので、このあたりで実際に回路図を描いてみます。
【前回までの記事はこちら】
第1回 デジタルエフェクターを作ってみる
第2回 何を作るか決めました の巻
第3回 オーディオ処理の心臓部はコイツ の巻
第4回 ソフトウェア内部構成を決める の巻
アンプシミュレータの構成は下図の通りで、このままだとざっくり過ぎて作れないので、電子回路にしていきます。
回路図は無料のCAD「CADLUS」を使います。
主要部品は、それほど多くないので図面は一枚で描きあげます。
右下に配置しているのがエフェクト処理を行うメインの石、dsPIC30F4013です。
DIPの40ピン位の石って可愛くて好きです。
そして基板を作りますので、配線パターンを考えます。
パターン図を作成するCADは、これまた無料の「PCBE」を使います。
左下の足が沢山あるのがdsPICです。
PCBE使い方はPIC界では知らない人のいない後閑哲也さんのホームページ「電子工作の実験室」が分かりやすいです。
後閑さんはPIC関連の著書が多数あります。
ちなみに私は学生のころから後閑さんの本で勉強して、楽器の開発の道に入ったのですが、以前、私の会社に後閑さんがうちの製品を見に来て下さったことがあって、感激でした。
ちゃっかり著書にサインを頂きました。
基板ができたらプログラミングしていこうと思います。
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